日曜の読売新聞で、シンガーソングライターの谷山 浩子が
「食べるのが遅い」ことについて語っていた。

谷山さん本人が食べるのがとても遅い人らしい。
何故、周りはそんなに食べるが早いんだろうと思っていたそうで、共感の嵐でした。

学校給食は私にとって、楽しみでも何でもなく、
時間との戦い、己との戦いでした。

いつの日か、食べるのが遅いと気付いた私は、
急いで食べないといけないと言う強迫観念を抱いていた。
だから、味わう暇もなく、班の人とおしゃべりする暇も無く、
もくもくと食べていた。

それでも、私は遅かった。
1人、2人と続いて、片付けに入る人が出てくると、もう焦りしか無い。
そして、一通り終えた人は、今度は、掃除のために、
机にイスを上げ、教室の前隅に寄せなければならない。

この段階がタイムリミットだ。
(同じクラスに牛乳が苦手で、5限目始まる前まで持ち越す、
私よりすごい子がいたが)

ちなみに、担任の方向性によって、残すのがダメだったので、
兎に角、食うしかなかったのです。
(どうしても無理な時は、こっそり別途、持ち込んだ袋にいれて
持ち帰ると言う荒業をやっていました)


兎に角、食事で、急かされる、残しちゃいけない、
と言うのが、染み付いてしまった。

食事なんて、生きてくのに必要不可欠だからこそ、
楽しみたいのに、「己の戦い」になってしまっている状況、
だいぶ損してると、自分でも思う。


食う事もトレーニングの一種みたいなアスリートみたいな
考えだな。(笑

食べる事が幸せな人が羨ましくてしょうがない。

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