度々金曜ロードショーではジブリ特集を組んで数週連続で放送していて、
最近では、ナウシカ、千と千尋、耳をすませばをやってました。

ジブリ作品は数えるほどしか見てなくて、トトロと耳をすませば以来まともに観たことがない。
千と千尋も1秒たりとも観たことがなかったが、16年の時を経てついこないだ初めて観ました!

千尋の成長、ハクとの別れとか、湯婆婆ママと千尋ママの対比とか、
坊の成長など見どころがある中で、
カオナシが魅力的に映りました。

カオナシについてはもう腐るほど分析済なのだろうけど、居場所がなくさ迷う孤独の象徴のようで。
人に何か物を与えることで一時的に自分を必要としてくれるけど、
大衆が本当に必要としてるのは金であって、自分じゃない事の虚しさがあって。
不器用で人との接し方も上手くできず暴走してしまい、ますます孤独に…
あぁぁ…全力で守ってあげたくなります。

銭婆の元へ向かう道中、ストーカーのごとく千尋におとなしくついてく姿はかわいかった。
ちょっとした仕草とか、表情無さそうに見えてもちゃんとしょんぼりしてたり、
みんながカオナシが好き、カオナシがかわいいって言ってるのが、よくわかった。

最終的には銭婆から無条件で必要とされたことにより、心から安らげる居場所を得た。
カオナシがハッピーエンドだった事が何より嬉しい。

居場所がなくても孤独でも、無条件で必要としてくれる人は実はこんなに沢山いるのだから、
逆に、もっと素直に人を必要とする事も同じくらい大事なのかも。

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