レイプ罪により14年間の獄中生活を終えたばかりのマックス・ケイディ(ロバート・デ・ニーロ)は、自分を敗訴に導いた弁護士サム・ボーデン(ニック・ノルティ)に対する復讐を誓い、サムばかりか妻のレイ(ジェシカ・ラング)や娘ダニエル(ジュリエット・ルイス)の前にも姿を現すようになった。愛犬が殺され、サムの愛人ローリー(イレーナ・ダグラス)が襲われるが、マックスの犯行とは認められない。ダニエルにマックスが接近したことを知ったサムは私立探偵カーセク(ジョー・ドン・ベイカー)を雇い、力づくでマックスを町から追い出そうとするが、鍛え抜かれた肉体を持つマックスには通用せず、逆に暴行罪で告訴されてしまう。焦るサムは自宅にマックスをおびき寄せるが、またもや逆襲にあい、せっぱつまった一家は、夜、密かに町を離れハウスボートのあるケープ・フィアーへ向かった。しかしマックスは、執拗に追い続け、岸を離れた一家を襲撃。嵐の中、悪夢のような復讐劇が繰り広げられるが、一家は命からがら脱出に成功。鬼と化したマックスは深い海へと引き込まれていくのであった。

1991年。アメリカ。
監督 マーティン・スコセッシ

どこまでも追ってくる恐怖。

ロバートデニーロの狂った演技が光ってます。
兎に角、しつこく、あらゆる手段で家族に付きまとい、
どこまでも追いかけてきます。

本当に、怖ろしいんだけど、その陰湿かつ、大胆かつ、
巧妙な、兎に角、突飛な手段に、恐怖を通り越して
思わず笑ってしまいました。
後半、笑わずにはいられなくなってきた。

いやー自分があんなんされたら、とても笑ってはいられませんが、
執念と言うもの程、怖ろしいものは無いのかもしれません。

途中、ヒッチ・コックっぽいBGMも流れたりして、
モダンな雰囲気もあります。

「ハロウィン」のBGMを聞いた時のワクワク感と似てますw


デニーロの怪演、家族との壮絶なバトル、
最後まで、目が話せません。

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