最初の方、契約結婚の設定とやりとりが面白くて見ていたけど、
割と急に恋愛要素が入ってきて、おおぅ…となっている。
やっぱりそうだよね、そうなるよねぇ、それが普通なのよねぇと。
まぁそれはさておいて、、
あと、7話のラストシーンのヒラマサさんに対する「情けない」と言う反応の多さにモヤモヤしていて、
いや、この反応が普通で、おかしいと思う私がおかしいのかとモヤモヤしていたけど、
そのモヤモヤをANNで星野源さんが語ってくれたので一部引用させていただきました。
うまくいってるように見えてる人でも大なり小なりダメな部分なんていくらでもあるし、
うまくいかないことで他者が誰かを徹底的に責めるより、見守っていく方向になって欲しいなぁ。
割と急に恋愛要素が入ってきて、おおぅ…となっている。
やっぱりそうだよね、そうなるよねぇ、それが普通なのよねぇと。
まぁそれはさておいて、、
あと、7話のラストシーンのヒラマサさんに対する「情けない」と言う反応の多さにモヤモヤしていて、
いや、この反応が普通で、おかしいと思う私がおかしいのかとモヤモヤしていたけど、
そのモヤモヤをANNで星野源さんが語ってくれたので一部引用させていただきました。
第7話の古田新太さん演じる沼田さんという役が出てくるんですけど。この方はゲイの役で。その中で、平匡が「沼田さんって鋭い方だと思っていました。男性と女性のどっちの視点も持っているから」というセリフがあるんですけど。周りの、それこそ藤井隆さん演じる日野さんという人と、大谷亮平さん演じる風見さんという役が「違うと思いますよ。沼田さんはただ、沼田さんなんですよ。ゲイだから男と女、どっちの感情も持っているというわけじゃないですよ」っていうことを、すごく……すごくセンシティブな話題をすごく軽やかに脚本に書いてあって。
そこで平匡がすごく反省をするという描写があります。「自分が決めつけられるのが嫌な癖に、どうして人はレッテルを貼ってしまうんでしょう?」という。その中で、そういうセリフがあった後に、その終わり方ですね。平匡が拒否するというエンディングになった時に、メールとかを見ていると、やっぱりみんな怒っている怒り方が、「男なのになにやってんだ! 女性から申し込まれたそういう誘いを男がなぜ断るか?」って怒っているんだけど……それって平匡なりみくりなりがずーっと苦しんできた「男に生まれたから」っていうレッテル、「女に生まれたから」っていうレッテル。そういうものと全く一緒なんですよね。
で、見ている人たちがそういう風に責めてしまうっていうことが、つまり平匡とみくりが苦しんで……まあ、出演者みんなですけど、みんな苦しんでいるんだけど前向きになんとかがんばろうとしているっていうのがこのドラマのすごく素敵なところなんですけど。
で、すごくわかりやすいなと思うのは、男女を反転するだけで、全然怒る気持ちにならないんです。いままで彼氏がいたことがなくて、そういうこともしたことがない女性に対して「いいですよ、あなたとならしても」って男が言った時に感じる感情って全然違うじゃないですか。怒りじゃない。それで拒否しても、全く怒る気にならない。「それはしょうがないよね」ってなる。
でも、男になっただけで「お前、しっかりしろよ!」ってみんなから言われるっていうことは、それはいかにみんなが男と女というレッテルに縛られているか?っていうことの証明なんですよね。
で、ただそういうのを全くなしで見ると、「好き」という言葉を伝えずに少し突っ込んでしまったみくりと、それでもやっぱり35年という期間は長かった(平匡)という、どっちも悪くないよね、しょうがないよねっていうことの、ただのちょっとしたすれ違いなんですけども。
うまくいってるように見えてる人でも大なり小なりダメな部分なんていくらでもあるし、
うまくいかないことで他者が誰かを徹底的に責めるより、見守っていく方向になって欲しいなぁ。
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